Googleアナリティクスの見方|塾長が見るべき3つの数字だけ教えます
「Googleアナリティクスを入れたけど、画面が難しすぎてどこを見ればいいかわからない」
Googleアナリティクス(略称:GA)は、自塾のホームページに何人来ているか、どのページが見られているかを無料で調べられるツールです。しかし、機能が多すぎて「どこを見ればいいのか」がわからず、結局活用できていない塾長は非常に多いです。
当社の支援実績(2024年)でも、Googleアナリティクスを導入済みの塾のうち、定期的にデータを確認している塾長は約2割にとどまっていました。
しかし、塾長が見るべき数字は実はたった3つだけです。この記事では、その3つの数字の見つけ方と読み方を、画面の操作手順レベルでお伝えします。
そもそもGoogleアナリティクスとは何か
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているサイトのアクセス解析ツールです。自塾のホームページに設置することで、以下のようなことがわかります。
- サイトに何人来ているか
- どのページが一番見られているか
- 訪問者はどこから来ているか(Google検索・SNS・直接など)
- スマホとパソコン、どちらからのアクセスが多いか
現在のGoogleアナリティクスは「GA4(ジーエーフォー)」と呼ばれるバージョンです。この記事ではGA4の画面を前提に説明します。
まだ導入していない方へ
Googleアナリティクスの設置がまだの方は、まずは導入から始めましょう。WordPressを使っている場合は「Site Kit by Google」というプラグインを入れると、コードを触らずに導入できます。
- WordPressの管理画面で「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 「Site Kit by Google」で検索してインストール・有効化
- 画面の指示に従ってGoogleアカウントと連携
- 自動的にアナリティクスが設置される
塾長が見るべき数字1:「ユーザー数」
最も基本的な数字が「ユーザー数」です。これは、一定期間にサイトを訪問した人の数を示します。
確認手順
- Googleアナリティクスにログイン
- 左メニューの「レポート」をクリック
- 「レポートのスナップショット」を開く
- 画面上部に「ユーザー」の数字が表示される
- 右上の日付で期間を変更できる(過去28日間・過去7日間など)
この数字の読み方
| 月間ユーザー数 | 目安の評価 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 50未満 | アクセスが少ない | SEO対策・MEO対策でアクセスを増やす施策が必要 |
| 50〜200 | まずまず | サイトの導線改善で問い合わせ率を上げる |
| 200〜500 | 良い状態 | 記事の質を上げてさらにアクセスを伸ばす |
| 500以上 | かなり良い | 問い合わせにつながる導線の最適化を重視 |
※上記は個人塾のサイトにおける目安です。地域や塾の規模によって異なります。
大切なのは、先月と比べて増えているか減っているかの「傾向」を把握することです。月に1回、同じ日に確認する習慣をつけましょう。
塾長が見るべき数字2:「ページ別のアクセス数」
2つ目は、どのページがよく見られているかです。この数字を見ることで、保護者が何に興味を持っているかがわかります。
確認手順
- 左メニューの「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」をクリック
- 各ページのURL(またはページタイトル)と、表示回数が一覧で表示される
- 「表示回数」の列をクリックすると、多い順に並び替えができる
この数字の読み方
塾のサイトでよく見られるページの傾向は以下の通りです。
- 1位:トップページ(これは当然)
- 2〜3位:料金ページ・コース紹介ページ(保護者が最も気にする情報)
- 4位以降:ブログ記事・アクセスページ
ここでチェックすべきポイントは2つです。
- 料金ページがよく見られているか:見られていなければ、料金ページへの導線が弱い可能性
- 問い合わせページのアクセスは十分か:アクセスがあるのに問い合わせが来ない場合は、フォーム設計の見直しが必要
サイトの導線改善については、塾のHP集客で押さえるべきポイントで詳しく解説しています。
塾長が見るべき数字3:「どこから来ているか(流入経路)」
3つ目は、サイトの訪問者がどこから来ているかです。これを「流入経路」または「チャネル」と呼びます。
確認手順
- 左メニューの「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」をクリック
- 以下のような分類で訪問経路が表示される
| チャネル名 | 意味 | 具体例 |
|---|---|---|
| Organic Search | Google検索からの訪問 | 「○○市 塾」で検索して訪問 |
| Direct | URLを直接入力やブックマーク | 塾の名刺やチラシを見て訪問 |
| Social | SNS経由の訪問 | Instagram・Facebook等から訪問 |
| Referral | 他のサイトからのリンク経由 | ポータルサイト等から訪問 |
| Paid Search | Google広告経由の訪問 | リスティング広告をクリック |
この数字の読み方
塾のサイトで理想的な流入バランスは、Organic Search(検索)が全体の40〜60%を占めている状態です。
- Organic Searchが少ない場合:SEO対策が不十分。ブログの更新やタイトルタグの見直しが必要
- Directが多い場合:既存の生徒・保護者が中心で、新規のアクセスが少ない可能性
- Socialが多い場合:SNS集客はうまくいっている。その流入を問い合わせにつなげる導線を強化
検索からのアクセスを増やす方法については、塾のMEO対策やGEO対策入門もご参照ください。
月1回、10分でできるチェック習慣
上記3つの数字を毎月1回確認する習慣をつけましょう。おすすめは毎月1日(または月初の営業日)に10分間だけ確認する方法です。
月次チェックシート(例)
| チェック項目 | 今月 | 先月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 月間ユーザー数 | ___人 | ___人 | ___ |
| 最も見られたページ | ___ | ___ | ― |
| 検索からの流入割合 | ___% | ___% | ___ |
| 問い合わせページの閲覧数 | ___回 | ___回 | ___ |
このシートをスプレッドシートやノートに記録しておくだけで、3ヶ月後には傾向が見えてきます。「先月ブログを2本書いたら、今月のOrganic Searchが増えた」のように、施策と結果の関係がわかるようになります。
「数字を見てもどうすればいいかわからない」という方へ
数字の意味はわかったけど、具体的に何をすればいいかわからない――それも正常な反応です。以下に、数字の状態別のアクションをまとめます。
パターン別:次にやるべきこと
- ユーザー数が少ない(月50未満)
→ まずはアクセスを増やすことが最優先。SEO対策(ブログ更新・タイトル改善)やGoogleビジネスプロフィールの充実に取り組む - アクセスはあるが問い合わせが来ない
→ サイトの導線に問題がある可能性。問い合わせボタンの位置・フォームの項目数を見直す - 検索からの流入が少ない
→ ブログを月2本のペースで更新し、地域名を含むキーワードの記事を増やす - SNSからの流入はあるが問い合わせにつながらない
→ SNSからの訪問者が見るページ(ランディングページ)の内容を改善する
集客施策の全体像を把握したい方は、塾が集客できない原因と解決策や2026年版・塾のデジタルマーケティングもあわせてご覧ください。
まとめ|見るのは3つだけ。月1回10分で十分です
Googleアナリティクスで塾長が見るべき数字をまとめます。
- ユーザー数:サイトに何人来ているか。先月と比較して増減を確認
- ページ別アクセス数:どのページがよく見られているか。料金ページ・問い合わせページの数字に注目
- 流入経路:訪問者はどこから来ているか。検索(Organic Search)の割合に注目
すべての機能を使いこなす必要はありません。この3つを月1回確認するだけで、自塾のサイトの状態が把握でき、次に何をすべきかが見えてきます。
まずは今月、Googleアナリティクスにログインして、上記3つの数字を一度確認してみてください。
よくある質問
Q. Googleアナリティクスの導入費用はかかりますか?
A. いいえ、Googleアナリティクスは完全無料で利用できます。Googleアカウント(Gmailのアカウント)があれば、誰でも利用可能です。
Q. アナリティクスを見るのにパソコンは必要ですか?
A. スマートフォンでも閲覧可能です。Googleアナリティクスのスマホアプリもありますので、外出先でも確認できます。ただし、詳細なレポートを見る場合はパソコンの方が見やすいです。
Q. アクセス数が少なすぎて恥ずかしいのですが…
A. 個人塾のサイトで月間100〜200ユーザーは決して少なくありません。大手塾と比較する必要はなく、自塾の数字が「先月より増えているか」に注目してください。少ないアクセスでも、導線が整っていれば問い合わせにつながります。
Q. Googleアナリティクスとサーチコンソールの違いは何ですか?
A. Googleアナリティクスは「サイトに来た後の行動」を分析するツール、Googleサーチコンソールは「サイトに来る前の検索状況」(どんなキーワードで検索されたか、何位に表示されているか)を分析するツールです。両方を使うのが理想ですが、まずはアナリティクスから始めることをおすすめします。
Q. 数字を見るおすすめの頻度は?
A. 月1回で十分です。毎日チェックしても短期間での変動は大きく、かえって一喜一憂してしまいます。「毎月1日に10分だけ確認する」と決めてしまうのがおすすめです。
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