「英語を教えるのではなく、英語で生きる人を育てる」
ラボ・パーティは1966年から半世紀以上、
独自の体験型英語教育で根強い支持を集め続けているとみられる。
その経営哲学とブランド戦略を解剖する。
本記事は公開情報と弊社の支援実績をもとに筆者が分析したものです。各社の公式見解ではありません。
戦略①「英語を使う体験」を中心に置いた教育設計
ラボ・パーティは「英語を学ぶ」より「英語で体験する」を核にしていると考えられる。
- 英語の物語(テーマ活動)を劇・ゲームで体験
- 「覚える」のではなく「使う場面」を作ることで自然に身につくと推察される
- 英語キャンプ・ホームステイ・国際交流で本物の「英語が必要な場面」を体験
この体験設計の効果とみられる点:
- 「英語学習」ではなく「冒険や友達作り」として英語に関わる傾向がみられる
- 「英語が怖い」という心理的障壁が形成されにくいと考えられる
- 「英語ができる人になる」ではなく「英語と生きる人になる」という
長期的なゴール設定がなされているとみられる
戦略②「テューター」という独自の指導者像
ラボ・パーティでは指導者を「テューター(tutor)」と呼び、
通常の英語講師とは異なる役割を担っていると推察される。
- 英語のネイティブである必要はなく、保護者が地域でテューターになれる仕組みになっているとみられる
- 「教える人」ではなく「一緒に体験する大人」として子どもと関わる傾向がみられる
- テューター研修でラボの哲学・メソッドを習得する形式がとられていると考えられる
このモデルの強みと考えられる点:
- 教室を開ける保護者が増えることで全国に教室が広がる可能性がみられる
- 「近所の○○さんが先生」という地域密着の信頼が構築されやすいと言えそうだ
- テューター自身も英語と異文化学習を継続できる環境が形成されていると推察される
戦略③「国際交流プログラム」という圧倒的な差別化体験
ラボ・パーティの最大の差別化要因が「国際交流プログラム」であると考えられる。
- 夏のラボ国際交流:北米・ヨーロッパへのホームステイ
- 外国の子どもの日本へのホスト(受け入れ)
- 全国のラボッ子が集まるキャンプ
「英語教室でホームステイができる」という体験は
競合の英会話スクールには提供しにくい価値ではないだろうか。
ラボ・パーティの課題
- 「英語ができる子を育てる」という成果が見えにくいと考えられる
- 英検合格などのわかりやすい成果指標が相対的に弱い傾向がみられる
- 「体験型」という特性上、オンライン化に向かない面がある可能性がある
- ECC・七田式などとの競合環境下にあるとみられる
塾経営者が学べる3つのポイント
- 「体験型授業」は他塾が模倣しにくい最強の差別化となる可能性がある
理科実験・体験学習・キャンプなど、
「教室でしかできない体験」を授業に組み込むことで、
「ここだから通いたい」という強い動機が生まれやすいと考えられる。
- 「保護者講師モデル」は低コストで教室を広げられる可能性が考えられる
ラボのテューター制のように、
「地域の保護者が先生になれる仕組み」を設計すると
フランチャイズよりも低コストで教室を増やせるのではないだろうか。
- 「国際体験」「本物体験」はどんな小さな塾でも工夫できる余地がある
ホームステイでなくても、
「ネイティブと話す機会」「英語で映画を見る」などの
本物体験を提供することが差別化につながると考えられる。
よくある質問(FAQ)
Q. ラボ・パーティとは何ですか?
A. 1966年設立の体験型英語・異文化交流教育機関です。英語の物語を使った体験活動(テーマ活動)と国際交流プログラムを組み合わせた独自の教育スタイルが特徴です。
Q. ラボ・パーティのテューターとは何ですか?
A. ラボの指導者は「テューター」と呼ばれ、英語の先生というより「一緒に体験する大人」として子どもと関わります。地域の保護者などがテューターになれる仕組みで、各地に小規模な教室(パーティ)を運営しています。
Q. ラボ・パーティの国際交流プログラムとはどんなものですか?
A. 夏に行われる北米・ヨーロッパへのホームステイや外国の子どもを日本に招くホストプログラムが代表的です。英語を学ぶだけでなく「異文化の中で生活する体験」を提供しているとみられます。
参考:基本データ
運営会社 :株式会社ラボ教育センター
校舎数 :全国約2,000教室
対象 :1歳〜高校生
特徴 :1966年創始・絵本×英語劇テーマ活動・国際ホームステイ充実
料金目安 :週1回 月額約5,830〜8,800円
※本記事は公開情報と弊社の支援実績をもとに筆者が分析したものです。各社の公式見解ではありません。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。
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