2026年版|学習塾の集客方法まとめ——折込チラシに頼らないWeb集客の全体像


学習塾の集客方法を2026年版で徹底解説。折込チラシの効果半減・AI検索の台頭・体験申込導線の重要性まで、塾長が今すぐ取り組むべき順番でまとめました。


目次

はじめに——今、学習塾の集客に何が起きているか

「折込チラシを撒いても問い合わせが減った」

この言葉を、多くの塾長から聞くようになったのは2024年頃からです。

チラシの反響が落ちた原因は、少子化だけではありません。保護者の行動が根本的に変わったことが大きい。

チラシを見た保護者の9割以上が、その後スマホで検索します。

つまり、どれだけチラシを撒いても、スマホで調べたときに「見つけられない塾」は選ばれない時代になっています。

2026年の今、学習塾が取り組むべきWeb集客の全体像を、優先順位つきで整理します。


学習塾の集客チャネル一覧

まず現在使えるチャネルを俯瞰しましょう。

チャネル即効性継続効果コスト難易度
折込チラシ×
Google広告×
MEO(Googleマップ)△(3ヶ月)低〜中
GEO(AI検索対策)△(3〜6ヶ月)中高
SEO(自然検索)×(6〜12ヶ月)
Instagram低〜中
LINE公式

チラシは即効性がある代わりに、効果が一過性で費用が高い。

Webの集客手法は立ち上がりに時間がかかるものもありますが、一度仕組みを作れば資産として継続的に効きます。


2026年の集客に起きている3つの変化

変化① 折込チラシの反響が半減している

折込チラシ自体の到達率が落ちています。新聞購読世帯数は2010年比で約40%減少(日本新聞協会調べ)。

それだけでなく、チラシを見た後の行動が変わった。

以前は「チラシを持って電話する」保護者が多かったが、今は「チラシを手に取ったその場でスマホ検索」が標準的な行動です。

検索して体験申込ページが見つからなければ、チラシのコストは丸ごと無駄になります。

チラシの費用対効果を回収するためにも、Webの整備が必要な時代です。


変化② AI検索で塾を探す保護者が急増

「ChatGPTに聞けば教えてくれる」という感覚が、2024〜2025年で急速に広がりました。

「姫路市 おすすめの塾 個別指導」とChatGPT・Perplexity・Geminiで検索すると、いくつかの塾名が推薦されます。

この「AI検索に表示される塾・表示されない塾」の差が、2026年以降の集客差に直結します。

AI検索への対応策を「GEO(Generative Engine Optimization)対策」と呼びます。具体的な方法は後述する記事で詳しく説明しますが、Webサイト上の情報の整備と被リンク(言及)が主な対策になります。

関連記事: ChatGPTに塾名を出すGEO対策入門


変化③ 体験授業への申込が「入塾の確定打」になっている

学習塾の入塾転換率(体験授業→入塾)は、業態・エリアにもよりますが、70〜80%というデータが多く報告されています。

つまり、体験授業に来た生徒の7〜8割は入塾するのです。

逆に言えば、「体験授業に申し込んでもらう」ことが集客の最大の勝負所です。

Webサイトを整備する目的は「アクセスを集めること」ではなく、「体験申込ボタンを押してもらうこと」に集約されます。


塾が取り組むべき集客の優先順位

限られた時間とお金で最大の効果を出すための、着手順序を提案します。

ステップ1|体験申込LPを作る(即効性:高)

まず最初に整備すべきは、体験申込に特化したLP(ランディングページ)です。

今持っているWebサイトが「会社概要」や「コース紹介」ばかりで、体験申込ボタンまでの導線が長い場合、広告を出しても申込に繋がりません。

体験申込LPに必要な要素:

  • ファーストビューに「体験授業を申し込む」ボタン
  • 塾の強みを3行以内で説明
  • 保護者が感じる不安への回答(FAQ)
  • 申込後のフローが明確

ステップ2|Google広告を月2万円から始める(即効性:高)

体験申込LPができたら、Google広告でそのページへ集客します。

「[エリア] 塾 体験」「[エリア] 個別指導塾」などのキーワードで検索した保護者にだけ広告を表示できます。

広告費の目安:

  • 月1万円〜でも始められますが、月2万円あるとデータが集まりやすい
  • 広告はGoogleへの直接支払い(業者を挟まなくてよい)

月2万円の広告費で月1〜2件の体験申込が見込めるエリアが多いです(競合状況・LPの質による)。

関連記事: 広告費2万円で体験申込を増やすGoogle広告ガイド


ステップ3|Googleマップ(MEO)を整備する(効果:3ヶ月後〜)

MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップ検索での上位表示を狙う施策です。

「○○市 塾」でGoogleマップ検索したとき、上位3件(いわゆる「3パック」)に入るかどうかで、問い合わせ数が大きく変わります。

Googleビジネスプロフィールの整備が起点です:

  • 写真を20枚以上登録
  • 営業時間・住所・電話番号を正確に
  • 毎月2〜4件の口コミ取得を目指す
  • 週1回の投稿更新

無料でできる施策なので、Google広告と並行して取り組みましょう。


ステップ4|GEO対策(AI検索への対応)

GEO対策は、ChatGPTやGeminiなどのAI検索エンジンに自塾名が表示されるようにする施策です。

主な対策:

  • Webサイトに「塾名・エリア・強み・コース」を明確に記載
  • 地域の情報サイト・ブログからの被リンク(言及)を増やす
  • 口コミの数と質を高める
  • 定期的なブログ更新(このメディアのような)

効果が出るまで3〜6ヶ月かかりますが、一度表示されれば継続的な流入が見込めます。


ステップ5|SEOメディア運営(効果:6〜12ヶ月後〜)

「学習塾 集客方法」「個別指導 選び方」などのキーワードで検索される記事を継続的に公開することで、Googleからの自然検索流入を増やす施策です。

即効性はありませんが、他の施策を補完し長期的な資産になります。

このメディア(塾経営はマーケが9割)自体が、その事例の一つです。


よくある失敗パターン

塾の集客でよく見る失敗を3つ挙げます。

失敗① いきなりSNSに注力する

「InstagramやTikTokで集客できる」という話を聞いてフォロワー集めを始める塾は多いですが、SNSからの体験申込は想像以上に少ない。SNSは「認知」には使えますが「申込」への導線が難しい。まずLP → 広告の優先度が高い。

失敗② 業者に「お任せ」で高額を払う

「SEO対策30万円」「SNS代行月15万円」などの業者に払ったが成果が出ず、Webへの不信感が生まれるパターン。特にSEOは成果が出るまで時間がかかるため、結果が出る前に契約終了になるケースが多い。

失敗③ 体験申込の導線を作らず広告を出す

体験申込ページのないサイトにGoogle広告を流しても、広告費を無駄遣いするだけです。LP整備→広告出稿の順番を守ることが重要。


まとめ——2026年の塾集客はWeb導線が命

学習塾の集客は、2026年時点で以下の優先順位で考えるのが効率的です。

  • 体験申込LP(申込導線を整備する)
  • Google広告(即効性がある流入源)
  • MEO(Googleマップ上位を狙う)
  • GEO(AI検索への表示対策)
  • SEOメディア(長期的な自然検索流入)

折込チラシを完全にやめる必要はありませんが、チラシを出す前にWebの整備が先決です。チラシを見た保護者が検索して体験申込できる状態を作ること——これが2026年の集客の最低条件です。


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著者: 栄える株式会社 小林りお / 学習塾専門 Web集客支援

公開: 2026年2月 / 更新: 2026年2月

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